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ゆうまるブログ

自由気ままに意見を掲載(^^)

自白強要は冤罪を生む

教養

研究者の調査で、高校生の7割近くが自白を強要してもよいと考えているらしい。ネットでこのことを知り愕然とした。

自白を強要することで事件の早期解決や新たな犯罪の芽を摘むことができるかもしれない。ただ、危惧すべき点もある。それは冤罪だ。今でこそ冤罪は影を潜めたが、過去には冤罪によって何十年も自由を奪われた人たちもいる。自白至上主義が招いた結果だ。ひとりの人生を、冤罪という理不尽な結果で奪ってはならない。仮に謝罪しても、奪われた時間は返ってこない。

昨今はテロの脅威に晒されている。いつ誰がテロを敢行するかわからない。未然に防ぐためにも、自白の強要は仕方ないという意見も理解できる。しかし、自白を強要したところで、犯罪の抑止にはならないと思う。逆に遺恨を残す結果になりかねない。そもそも、自白とは自分で白状することだ。強要したら、それは自白ではないと思う。裁判でも、自白を強要したら不利である。

思想の自由があるから、自白を強要してもよいという意見を糾弾するつもりはない。自白によって真相が解明することもあるだろう。ただ、リスクも大きい。自白の強要を容認すれば、警察の正義の歯車が狂うだろう。憲法も改正しなければならなくなる。もしどうしても自白の強要をしたいなら、国民投票で是非を問うべきだ。今一度、人権擁護について考えるときかもしれない。